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自らも消費者であることを知る。 |
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自らが生きていく上で必要な収支について知り,これからの消費生活について考える。 |
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現在よりさらに身近になってくるインターネット契約を含めた購入方法やキャッシュレス決済などの支払い方法のメリット,デメリットについて考える。 |
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商品を選択する際の着眼点について考える。 |
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消費者トラブルについて知り,解決方法を考える。 |
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消費者の権利と責任を知り,自分や家族の消費生活が環境に与える影響について考える。 |
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学習内容① 【自らの生活の収支について考える】 |
実践主要校である,那賀町立相生中学校は校区が広く,一番遠い生徒はスクールバスで片道約1時間をかけて通っている。高校への進学も不便なため,中学卒業と同時に親元を離れて暮らす生徒もいる。さらに,高校卒業と同時に親元を離れて暮らす生徒にいたっては大半を占めることになる。生活圏内に買い物ができる店舗が少なく,週末に保護者と共に出かけたり,家でインターネットショッピングを利用したりする生徒も多い。このことから,現在は保護者に頼った消費生活をしているが,卒業後は自立した消費生活や金銭管理等をしなければいけなくなる生徒が増えることが考えられる。これらのことから様々な収支や消費活動について考え,今後の生活を考えていく必要があると考えた。
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≪効果と課題≫ |
予想された通り,生徒自らが支払行動をすること自体が少なく,保護者に支払ってもらうことが多かった。自らの収支について見直したり,買い物の方法,生きていくために必要な支出について考えたりするなかで,実際に収支等について考えることができた。また,自らの生活が年齢を重ねるとともに変化していくことを知り,金銭等の取り扱いや購入方法などについての考えが変容する様子が見られた。一人暮らしのシミュレーションでは,1回目は自分の好きなことに予算を割いていた生徒も多かったが,最後には,「生きていくために,いろいろと考えなければいけないと思った。まだ早いかもしれないけど,今から考えていきたい。」といった感想が多くあがった。今後も生徒自身の消費生活とを結びつけるために身近な事例等を取り上げながら指導をしていく必要がある。 |
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