学 年 |
第2学年 |
活 動 |
野菜の生産から消費まで |
内 容 |
生活科の授業では,トマト・サツマイモ・レタスを育てることによって,生産活動・地産地消活動・金銭活動を行うことができた。トマトの栽培では本講地域で盛んに生産されていることもあり,地元九番札所法輪寺での接待活動を行った。接待を受けたお客さんからのお礼の手紙も学校へ届き参加した児童は満足げば表情をしていた。畑では,サツマイモを栽培した。
二学期には,収穫したサツマイモで,茶巾絞りを作った。児童が苗から育てたものを食べているときには,笑顔を浮かべていた。登下校中に畑の様子を見たり,授業で様子を観察したりして,芋の成長を感じていた。
三学期に,レタスを育てた際には,多くの活動を行った。生産はプランター・畑で栽培を行い,成長の様子をワークシートに記述した。収穫したレタスは野菜ソムリエの講師を招いて料理教室をおこなった。さらに,残ったレタスは1個100円で職員室に販売を行った。その後,金銭感覚に関する学習を道徳の授業で行い,ものの価値をレタスいくつ分に当たるかを考えた。二年生で学習したレタスに関する活動は以上の流れを組んで行うことができた。
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成 果
と
課 題 |
○
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給食の残食(特にレタスやトマト,サツマイモ)の量がかなり減ったことである。阿波市の給食残食率と比較してもかなり低い結果が得られた。 |
○
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一方で課題として,好き嫌いはまだ見られている。嫌いな食べ物であっても,頑張って食べようとする態度の育成を引き続き行っていきたい。 |
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学 年 |
第3学年 |
活 動 |
①農家になろう!!~ブロッコリー栽培・収穫・販売体験~
②スーパーマーケット見学「エシカルな商品を探そう」 |
内 容 |
①農家になろう!!~ブロッコリー栽培・収穫・販売体験~
○
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10月中旬,ブロッコリーの苗を一人2苗ずつ購入し,学校園とプランターに植えた。収穫までの約4ヶ月、成長の様子を観察しながら水やりや草抜きを行った。 |
○ |
2月初旬,学年最後の参観での販売を目指し,販売までの計画・準備を行った。社会科のスーパーマーケット見学で学習したことを生かしなが ら進めていった。販売当日は,たくさんの保護者の方に購入していただくことができた。 |
○
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2月中旬,社会見学でお世話になったスーパーマーケットで販売した。 参観での販売の反省や,事前の店内でのポスター掲示などのおかげで,たくさんの方に購入していただくことができた。 |
○
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ブロッコリーの売り上げとこれまでの活動にかかった費用とから,「ものの値段が決まるしくみ」について学習した。 |
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②スーパーマーケット見学「エシカルな商品を探そう」
○
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社会科「店で働く人々の仕事」で販売に関わる仕事や食べ物を通して国内や外国との結びつきについて調べた。学習をさらに深めるために,社会見学でお世話になったスーパーマーケットで,エシカルの視点から2回目の店内見学を行った。 |
○
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四国大学の加渡いづみ先生や学生の皆さんに協力いただき,グループに分かれてスタンプラリー形式で行った。各コーナーで,チョコレートやバナナ,ノート等の品物についているマークやラベルの意味について実際に商品を見ながら説明を受けた。 |
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成 果
と
課 題 |
①農家になろう!!~ブロッコリー栽培・収穫・販売体験~
○
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観察しやすいようにとの意図から,畑とプランターとの2種類で栽培を試みたが,プランターの方は思うように育たず,収穫することができなかった。また,収穫時期と販売時期がなかなか調整できず,収穫が遅くなり大きくなりすぎてしまったこともあり,値段も低めに設定した。これらのことから,売り上げが減ってしまった。しかし,「ものの値段のしくみ」について考えるよい機会となった。 |
○
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社会科で学習したスーパーマーケット見学を生かすことができたのがよかった。しかし,予定していた地域のブロッコリー農家の方へのインタビューは,都合がつかずできなかったのが残念だった。 |
○
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社会見学から販売まで全て同じ店でできたことで,子どもたちの活動への意欲が高まったように思う。店長さんには,様々な面でご協力いただき,大変お世話になった。 |
○
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今回の活動から,子どもたちは農家の方の苦労や喜び,販売の大変さや達成感などを味わうことができた。地元の主要産業である農業の生産から販売に至る多くの人々の努力や工夫について学ぶ大変貴重な体験となった。 |
②スーパーマーケット見学「エシカルな商品を探そう」
○
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探してみると,エシカルに関連したマークがたくさんあり,その一つ一つに意味があることに知ることができた。3年生には理解が難しい説明もあったが,学習後に「家族にマークについて教えた」「どちらを買うか迷ったときにマークがついている物を選んだ」「物を大事にし,買う前によく考えるようになった」等,エシカルの視点から,どのような商品を選ぶのが良い行動なのか考えるいい機会となった。
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学 年 |
第4学年 |
活 動 |
ゴミを減らそう大作戦!~金銭教育の観点からゴミゼロを目指して~ |
内 容 |
○ |
家庭で出るゴミを調べ,どのような種類のゴミが出ているのかを知る。 |
○
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自分たちのゴミが処理される環境センターを見学し,ゴミの処理にも多くの費用がかかることや,資源を再利用する取り組みを行っていることを知る。
ゴミ処理にかかる諸費用
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①維持管理費(塵芥処理費)
②ゴミ処理手数料
③市町村別分担金
④施設建設費
⑤副産物の資源化 など
合計 数億円 |
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○
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金銭教育の観点からもゴミを減らすことが大切であることを知り,ゴミを減らすために自分たちは何ができるのかを考える。 |
○ |
レジ袋削減のために,風呂敷の活用方法を学ぶ。 |
○ |
考えたことを自分たちの生活で実践する。 |
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成 果
と
課 題 |
○
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家庭ごみを調べることで,牛乳パックや食品トレイのリサイクルや,資源ごみの分別など,身の回りでもゴミを減らす取り組みをしていることに気づくことが出来た。 |
○
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ゴミを処理するにも多くのお金がかかることを知ることで,ゴミを減らしていかなければならないという思いをより切実に感じることが出来た。その後の授業でも,自分たちにできるゴミ削減の方法を具体的に考えるなど,主体的に考えることが出来た。
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感想 |
・ |
ゴミを処理するのにもたくさんのお金がかかることがわかった |
・
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みんなのお金がたくさん使われているからゴミをできるだけ出さないようにこれからがんばっていきたい |
・
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すぐに捨てるのではなく,何度も使ったりリサイクルに出すなどしてゴミを減らしていきたいと思った |
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○
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ゴミ処理にかかる費用を詳しく知ることで,多くのことにお金がかかっていることに気づいた。その結果,ゴミ処理のことだけではなく,水の節約や電気の節約にも目を向け,無駄をなくしていこうとする児童もいた。 |
○
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他の学年や地域の人々への呼びかけを行うことが出来なかった。今後は,学んだことを広める活動にも力を入れていきたい。 |
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学 年 |
第5学年 |
活 動 |
エシカル de 調理実習 ~調理実習材料の買い物を通して~ |
内 容 |
○
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総合的な学習の時間にエシカル消費について学習し,家庭科の調理実習を通して,買い物の仕方や調理の工夫について考える。 |
○ |
家族へのインタビューを通して,買い物や調理の際に気をつけていることを知る。 |
○
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調理実習に向けての買い物計画を立て,それぞれの食材を買う際に気をつけることを話し合い,買い物をする。 |
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○
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家庭科「ごはんとみそ汁を作ろう」で,エシカル消費の観点から調理実習を行う。 |
○ |
活動を通して,学んだことを話し合う。 |
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成 果
と
課 題 |
○
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買い物の仕方をふり返り,どの子にも買い物で失敗した経験があることが分かった。
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(失敗の経験) |
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本当に必要かをよく考えずに買い物をした。 |
・ |
安いからと買ったものがすぐに壊れてしまった。 |
・
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まとめ買いがお得と思って買ったけれど,結局使い切れな くて無駄にしてしまった。 |
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これを出発点とし,上手な買い物をするために大切なことを学ぼうとする意欲をもつことができた。またエシカル消費の考えとして,ただ安いからという基準で商品を選ぶのではなく,値段が高くても地元で作られているものを選んだり,必要分量にあわせて無駄が出ないように買ったり,「人・環境・社会にやさしい思いやりのある買い物」をしようする意識が高まった。
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○
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家族へのインタビューを通して,金額や量だけでなく,健康にも気遣って(産地や添加物を確認するなど)買い物をしてくれていることに気付くことができた。 |
○
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買い物実習は予算を決めて行った。算数で習った見積もりの考え方を使って,ほぼ予算ぴったりの買い物ができた。
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計画通りにちゃんと買い物ができたのでよかったです。賞味期限を見たり,必要な量を計算して買ったり,むだのない上手な買い物ができた思います。これから家で買い物するときも,本当に必要な物か考えて買いたいです。 |
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予算以内で買い物ができるかとてもドキドキしました。34円オーバーしてしまったけど,いい買い物ができたと思います。いつもはほしいと思ったものを何も確かめずにかごに入れているけど,これからはラベルを確認したいです。 |
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学 年 |
第6学年 |
活 動 |
修学旅行大作戦 ~おこづかいを有効に使おう!~ |
内 容 |
児童が,限られたお金を有効に使おうという意識を高めたり,計画的に買い物をすることの意義を実感したりできることを意図して,次のような学習単元を設定した。(全6時間)
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① |
修学旅行でのおこづかい使用計画を立てる・・・・・1時間 |
② |
計画を意識しながら旅行先でおこづかいを使う・・・2時間 |
③ |
おこづかいの使途の収支決算書を作成する・・・・・2時間
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④ |
自分たちのおこづかいの使い方をふり返る・・・・・・1時間 |
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成 果
と
課 題 |
○
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単元の目標として「修学旅行での買い物を通して,効率的で無駄のない,できるだけ有意義なおこづかいの使い方について考えていこうとする態度を育てる」を設定したが,学習後の児童のふり返りの感想からこの目標は概ね達成できたと感じている。 |
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これから買い物をするときには,使う分だけのお金を持っていく。でも,できるだけ全部は使わず,値段を比べてなるべく安い物を買う。必要でないものは買わずに,高額の物は親と相談して買うようにしたい。(女子) |
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ぼくは,新京極ではあまり買い物をしなかった。これからも,今必要な物なのかを確かめてから,自分できちんと判断して買うようにしたい。むだな物を買わずに欲しい物を優先して買うようにしていきたい。(男子) |
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私は,1日目にお金を使いすぎて,2日目に使う予定にしていたお金を少し使ってしまったので,計画を立てて買い物をすることが大事だなと思った。(女子) |
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今まで財布の中を見て買い物に行くことはなかったけど,これからはどのくらい入っているか見てから買い物に行きたい。また,これを買うとあとお金はどれくらい残るかを計算して買いたいと思った。そして,賞味期限もしっかりと見て買うようにしたい。(男子) |
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わたしは,今後買い物に行くときも修学旅行の時のように,何を買うか,予算をどれくらいにするかなどを紙に書いて,計画してから買い物に行きたい。それは,今回の修学旅行で,先に買い物の計画を立てていたら,買い物がしやすかったからだ。あと,今回,計画していなかったのにその場で買いたくなり,計画とはちがう物を買ってしまったので,これからはお金を大切にしながら,今いるかどうかを考えて買うようにしたい。(女子) |
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○
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今回は,事前に「おこづかい使用計画」を立て,修学旅行後には表計算ソフトを使った「収支決算書」を作成した。自分のお金の使い方を1枚のペーパーで客観的に見ることができたことは,児童にとって視覚的にも分かりやすいものがあったのではないかと考えた。 |
○
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講師の先生からは,「お金を残すという子どもたちの意見が多く見られ,それはそれでいいことなのだが,“無駄なお金を使わない”ということと同時に“自分に必要な物や自分が欲しい物はきちんと買う”という意識をもたせることも大切だ。」という助言があった。「上手なお金の使い方」ということを今後も折に触れ考えていくことができるような学習活動を継続的に行っていくことが必要であると考える。 |
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学 年 |
第1学年~第6学年 |
活 動 |
「限られたお金を使ってみよう」 |
内 容 |
○
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「お小遣い帳」と保護者への協力依頼文を夏休み前に配布し、「お小遣い帳」を付ける活動を行った。期間終了後、振り返りカード(感想文)を学校へ提出するようにした。日頃お小遣いを渡していない家庭にも協力をしていただき、期間を限定してお小遣いを渡して、子どもが買い物をした記録をして、振り返るようにした。
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○
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9月の「学校だより」に金銭教育コーナーを設け、感想文を紹介して、他の保護者にもお金の計画的な使い方の教育的効果をお知らせした。 |
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成 果
と
課 題 |
○
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「お金の使い方を考えたい」「値段を考えて買い物をしたい」「全部使うのではなく貯金もしていきたい」と感想があり、実施した効果があった。 |
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僕はこれまで決まった金額のおこづかいはもらっていませんでした。今回夏休みの間だけ決まったおこづかいをもらっておこづかい帳をつけてみました。決まったおこづかいの中でやりくりするのはとても難しく途中お金がなくなりました。お手伝いをしておこづかいをもらって過ごしました。振り返ってみると、ジュースやアイスなど食べるものにたくさんのお金が必要で、貯金する余裕がありませんでした。これから大きくなっておこづかいをもらうようになったら、もっと考えて大切にお金を使うようにしたいと思いました。
(6年) |
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おこづかいは阿波踊りの時にたくさん使いました。おこづかい帳を見てみると、お金を意外とたくさん使っていたので、これからは、お金の使い方に気をつけていきたいです。(5年) |
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いつもお母さんに買ってもらう時は、ねだんは気にしてなかったけど、自分のお金を使うときは、計算してから買いました。(4年) |
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これまで決まったおこづかいはもらっていませんでした。おこづかい帳をつけるために夏休みは決まったおこづかいをもらいました。毎日書くのは大変だったけど、自分がどんな物にお金を使っているのかよく分かりました。もらったお金を全部使うのではなく、貯金もして大切に使おうと思いました。(4年) |
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いつもはあまりおこづかいを使わないけど、子ども会の遠足の時に、ジュースやおもちゃを買って、少しお金を使い過ぎた。これからは、もう少し考えて使いたいです。(1年) |
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おこづかい帳を使って思ったのは、最初は簡単だと思っていたけど、やってみたらすぐに計算が合わなくなってしましました。お金をためていこうと思いました。また、お金を貯めて募金もしてみたいです。(2年) |
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○
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日常的にお小遣いをもらって、お金を使っている子どもは少なく、特別にお小遣いをもらって使ってみる試みをした子どもが多くいた。このような経験はとても貴重で、多くのことを学ぶことができていた。 |
○
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「1年生なので大きな数の計算をすることは難しく、もう少し大きい学年で小遣い帳を活用するとよいと思う」というご意見を保護者からいただいた。対象学年や保護者の協力依頼の方法について改善する必要がある。
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○
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実施時期や期間については、各家庭の事情を考慮して、小遣い帳を活用する意義が感じられるように配慮する必要がある。 |
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