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@ ものやお金の大切さや使い方に気づき、健全な金銭感覚を身につけた子ども |
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全校で取り組んだ「お小遣いの使い方」の実践を通して、「お金の大切さ」に気づくことができた。
また、各学年で工夫した取組が行われてきた。特に、第3学年・第5学年・第6学年の実践成果から、来年度は、その実践を生かし、継続的に実践することが必要である。
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A 働くことの尊さを知り、身近な人々への感謝の気持ちもつ子ども |
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自分たちが育てた野菜や花・サツマイモの販売体験を通して、「一生懸命に声を出して、お芋を買ってもらった。」などの感想を持つことができた。そして、お世話になった農家の方を招待して、「おいもパーティー」を行った学年もある。さらに、収穫した野菜で作ったサラダや味噌汁を他の学年や先生方に食べてもらうなどの活動へと広がっていった。今後も、計画的に実施していきたい。 |
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B お金の価値を知り、健全な消費生活能力の基礎を身につけた子ども |
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第3学年ではスーパーマーケットの仕組みや店の工夫を学び、家族からの注文品を購入したり、第5学年では「調理材料」を購入したり、第6学年では「修学旅行のお土産」を購入したりする活動を行った。この活動で、予算を考えて購入するとか、産地や量を商品選びの観点にするなど、望ましい消費活動を行う機会となった。また、購買委員会では、古いノートなどの一部の文房具値引きして販売する活動を行った。わずかな売り上げ金ではあったが、使い方を工夫すればよいことに気づくことができた。今後も、各教科や領域の中で金銭金融教育を推進できるようにしていきたい。
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C 健全な消費生活能力の基礎を養うための保護者への働きかけ |
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1・2年生が栽培した野菜を持ち帰り、収穫の喜びを家族で感じたり、児童のお迎えの時に野菜や花を購入してもらったりして、金銭教育について関心をもってもらうように働きかけてきた。また、「学校だより」に金銭教育コーナーを特設して、他の学年の取組を紹介したり、お小遣い実践を紹介して、家庭でもお金の使い方について考えていただく機会としてきた。今後は、教育講演会などの金銭教育を実施して、親子でお金の使い方や与え方、商品の購入の仕方、ごみ問題、労働と報酬などについて考え、実践できるようにしていきたい。 |