1 ローン・クレジットについて(6月中旬〜) |
将来,ローン・クレジットを利用する生徒もいると考えられるので無理のない計画のもと返済計画,生活設計ができるようにしたい。
|
対象学年 |
3年 |
対象学科 |
商業科 |
科 目 |
課題研究(選択者) |
実施時期 |
6月中旬〜10月上旬 |
参考図書
|
いちばんわかる金融のしくみ 成美堂 |
キチンとわかる! 金融のしくみ第2版 TAC出版 |
利用教材
|
金融教育ガイドブック
・クレジットカードの使い方を考えよう
・めざそう買い物名人,あなたはカード派?現金派?
・単利と複利の計算をしよう
・ライフコースを設計しよう
・一人暮らしにはどのくらいのお金がかかるの? |
|
就職・進学を控え,そして将来自立していくためにローンやクレジットについて学び今後の生活で無理のない計画を立てれるを学習した。
まず,徳島県内の交通手段は車であり,最初にローンを組んで購入している卒業生も多いことやクレジットカードの利用についても理解させておきたかった。
この学習については,生徒の関心は強く充実した学習ができた。
金融教育ガイドブックには,多くの教材があり活用することができた。
生徒の関心も多く,来年度も引き続き取り組みたい。
|
金融や経済のしくみについて考える |
正しい金銭感覚を身につけさせ,来年度以降の学習に役立てたい。
|
対象学年 |
3年 |
対象学科 |
商業・経営情報科 |
科 目 |
ビジネス基礎 |
実施時期 |
9月上旬〜12月上旬 |
参考図書
|
金融教育ガイドブック P200〜207
いちばんわかる金融のしくみ 成美堂
キチンとわかる! 金融のしくみ第2版 TAC出版
マネーと生活設計力検定公式テキスト 日本経済新聞出版社 |
利用教材 |
金融教育ガイドブック
・単利と複利の計算をしよう |
|
利率には,単利法と複利法があることを理解させ将来,利息の受け取りや支払いがある時に自分がどちらの方法で金銭の貸し借りをしているかで利息の金額が変わること理解させた。
対象が,1年生であることから商品代金の方法にいろいろな方法があることを理解させ自分にとって便利なものが将来選択できるように学習した。 |
|
|
支払には,いろいろな方法があることが理解できたようである。
利息計算にパソコンを利用したかったが,教室の関係で無理があった。
クラスによって,実際のカードなどを提示したところとできなかったところがあるので,来年度は統一したい。
|
消費者の権利と自己責任 |
私たちは,必ず消費者であるという観点から,消費者としての自覚をもち,意志決定ができる力を養う。また,自己管理もできる力を同時に養いたい。
|
対象学年 |
3年 |
対象学科 |
商業・経営情報科 |
科 目 |
経済活動と法 |
実施時期 |
11月中旬〜11月下旬 |
参考図書 |
マネーと生活設計力検定公式テキスト 日本経済新聞出版社 |
利用教材 |
金融教育ガイドブック
・クレジットカードに強くなろう
・人はなぜ多重債務に陥るのか |
|
ケネディが提唱した4つの権利,安全である権利・知らされる権利・選択できる権利・意見を反映させる権利を理解し,その後フォードが5つ目の権利として,消費者教育を受ける権利が追加された。現在では,1980年に国際消費者機構が追加した,生活の基本的ニーズが保障される権利・救済を求める権利・健康な環境を求める権利を含め,消費者8つの権利である。8つの権利は,2004年施行の消費者基本法にも明記され,日本国内においても消費者が持っている権利であるということが明文化されたこと。
消費者契約法では,契約の締結をする際に事業者が消費者へ提供することが求められる必要な情報を,消費者が当該消費者契約を締結するかしないかについての「判断に影響を及ぼすことになる重要なもの」と定めている,その内容は「誰もが当然に知っているような情報」は含まれない。また,消費者側に対しては努力義務として,「契約をする場合には,事業者から提供された情報を活用して契約の内容を理解する」ことが求められてる。
そのため,消費者契約をする際は,事業者から示された内容について疑問がある場合には,何度でも問いただし,できるだけ正確に理解するよう努め,その結果,納得ができないときには「契約をしない」という選択肢も考慮してみるということが,消費者の責任として課せられていることを学習させた。
自分自身が消費者であるという自覚を持てたようである。この単元は,少し難しい感じがするので来年度は,もう少し生徒が理解しやすいように工夫をしたい。
|